※自費診療(保険適用対象外)・保険適用がございます。
できるだけ歯を削らない・傷つけない。それがMIの意味するところですが、院長は単に削る量を減らすだけでなく、「再発がなく長持ちするような治療全体がMIの一環」と捉えています。
治療後に再発させない、治療の回数を減らす、歯を長持ちさせることで将来の選択肢を広げるのがMIの本質的な目標です。だからこそ、保険診療から自費診療まで、すべての治療において最小限の侵襲を心がけています。
もちろん、虫歯の大きさによっては削らずに済まないケースもあり、その場合は正直にお伝えします。
院長は、北海道大学歯学部補綴科(被せ物や詰め物など、歯の修復・補綴を専門とする診療科)の出身です。補綴の専門家として「削った後の歯がどうなるか」を数多く見てきた経験が、MIへのこだわりの原点になっています。
エナメル質(歯の一番外側の硬い層)を残すことの予後への好影響は文献でも支持されており、エナメル質の温存が歯の長期的な健康につながるとされています。院長はこの重要性を、臨床の実感としても理解した上で治療の判断を行っています。
特に、若い患者さまの歯にクラウン(歯全体を覆う被せ物)が被せられているのを見て「もう少し歯が残っていれば、より侵襲の少ない修復ができたはず」と感じた経験が、MI治療への取り組みを深めるきっかけの一つとなりました。
自費の白い詰め物・被せ物を1,000本以上(※)手がけてきた実績があるからこそ、「削った後にどうなるか」を踏まえたMI治療を心がけています。
※2026年現在
患者さまの歯を1本でも多く残すために、「う蝕検知液」や「拡大鏡」などを活用した精密な治療に取り組んでいます。
必要に応じて「う蝕検知液」を使用し、虫歯部分だけを赤く染め出しながら、健康な歯との境界を丁寧に確認して治療を進めています。経験や勘だけに頼って削ってしまうと、虫歯の取り残しや、健康な歯を削りすぎてしまうリスクがあるからです。
当院では、精度を高めたい場面でう蝕検知液を活用し、必要な部分だけを除去することを大切にしています。健康な歯質をできる限り残しながら、虫歯をしっかり取り除く治療を目指しています。
院長は、通常の虫歯治療でも拡大鏡を使用し、患部を肉眼の6倍~10倍に拡大した状態で治療を行っています。視野を拡大することで、健康な歯質と虫歯部分の境界を見極められるからです。
肉眼だけでは判断が難しい小さな虫歯や細かな部分も確認しやすくなるため、虫歯の取り残しや削りすぎの防止にもつながります。
大切な歯をできる限り残すために、精度にこだわった虫歯治療を心がけています。
「マイクロスコープ」は、顕微鏡レベルで患部を拡大して見られる歯科用機器です。主に、根管治療(歯の根の治療)や、自費診療のダイレクトボンディングなど、より高い精度が求められる治療で使用しています。
肉眼や拡大鏡では確認しづらい細かな部分まで視認できるため、より精密で確実性の高い治療につながります。
当院ではMI治療においても、症例や治療内容に応じてマイクロスコープを適切に活用。治療の難易度や目的に合わせて拡大鏡と使い分けながら、できる限り精度の高い処置を行える環境を整えています。
治療前後のお口の中の写真をご覧いただくと、どこを治療したのか分かりにくいほど自然な仕上がりになるケースも少なくありません。
これは、必要以上に歯を削らず、できる限り健康な歯質を残していること、そして詰めた部分を歯にぴったり合うよう丁寧に仕上げていることによるものです。
また、近い部位に小さな虫歯が複数ある場合には、状態を見ながら1回の治療でまとめて対応できるケースもあります。治療効率にも配慮しながら、患者さまの通院負担をできる限り抑えられるよう努めています。
私どもは、「削らない」の先にもう一歩踏み込んだ「神経も残す」という考え方を大切にしています。というのも、神経を抜いた歯は栄養が届かなくなり、もろくなったり割れやすくなったりするリスクが高まるからです。
そこで採用しているのが、「歯髄温存療法(VPT:Vital Pulp Therapy)」です。この治療では、虫歯が深く進んで歯の神経に近い場合でも、神経をできる限り抜かずに保存することを目指せます。
当院ではこの治療に、MTAセメントを使用しています。
MTAセメントは、歯の神経を保護するために使用される、身体になじみやすい歯科材料です。封鎖性や殺菌性に優れており、神経をできる限り残したいケースで用いられます。
MTAセメントを使用した歯髄温存療法は自費診療となります。
神経を残したいとお考えの方にはご相談の上、対応いたします。
歯の神経を残せるかどうかは、虫歯の進行度や歯の状態、年齢などによって異なります。特に若い方ほど神経の回復力が高く、歯髄温存療法を適用しやすい傾向があります。
「しみる」「痛みがある」など気になる症状がある場合は、できるだけ早めの受診が大切です。早い段階で治療を始めるほど、神経を残せる可能性も高まります。
治療では、虫歯を少しずつ取り除きながら、う蝕検知液を使って虫歯の取り残しがないかを丁寧に確認。その上で、神経に近い部分をMTAセメントで保護し、経過を見ていきます。
治療時間は、通常の虫歯治療で約30分程度、歯髄温存療法を行う場合は1時間弱が目安です。時間をかけて丁寧に確認することで、神経を残せる可能性を高められると考えています。
ただし、すべてのケースで神経を残せるわけではありません。虫歯の進行状況によっては、神経の処置(根管治療)が必要になる場合もあります。
当院では、「まずは神経を残せる可能性を探ること」を大切にしながら、難しい場合には次の治療段階へ進むことも含めて、事前に分かりやすくご説明しています。
ここまで「削らない」「神経を残す」という考え方をお伝えしてきましたが、実は削らないことが常に最善とは限りません。歯の状態によっては、適切に削ることが、かえって歯を長持ちさせることにつながる場合もあります。
たとえば、虫歯を取り除いたあとに歯が薄く弱い状態で残ってしまうと、噛む力によって欠けたり割れたりしてしまうことがあります。そうなると、結果的にさらに大きく削る治療が必要になるケースもあります。
また、噛み合わせの負担がかかりやすい部位にひび割れ(クラック)がある場合には、歯を守るために、あえて削って詰め物で補強する判断をすることもあります。
当院では、「まずはできるだけ削らずに治療する」という考えを大切にしています。そのため、虫歯治療では、削る量を最小限にしやすいMI治療(コンポジットレジン修復)を第一選択として検討します。
ただし、虫歯が大きい場合や、歯の強度が十分に保てないと判断される場合には、長期的な安定性を優先し、より強度の高い詰め物・被せ物をご提案することも。「治療をできるだけ小さい範囲に留めること」と「長く安定して使えること」の両方を考えながら、歯の状態に合わせて治療方法を選択しています。
また、一度の治療で大きく削るのではなく、まずは負担の少ない方法から検討し、経過を見ながら必要に応じて次の治療段階を考えていく。こうした段階を踏んだ考え方も、歯を長持ちさせる上では大切です。
院長はこれまで、自費診療の白い詰め物・被せ物を1,000本以上(※)手がけてきました。さまざまな症例を経験してきたからこそ、「なるべく削らない方向で治療できるのか」「将来的な強度補強が必要なのか」を、根拠をもって判断し、分かりやすくご説明しています。MI治療だけでは長期的な安定が難しいと考えられる場合には、その理由も丁寧にお伝えしています。
「できるだけ削らない」ことは大切です。しかし削る量を少なくしすぎることで、将来的に歯が欠けたり、さらに大きな治療が必要になったりするケースもあります。当院では将来まで見据えながら、一人ひとりに適した治療方法をご提案しています。
※2026年現在
歯を削らずに見た目まで美しく整えたい。そんなご希望にも、私どもは丁寧にお応えしています。MI治療の考え方を、虫歯の修復だけでなく審美的な改善にも応用しているからです。
コンポジットレジンとは、保険適用で使用できる白い詰め物の材料です。主に虫歯治療後の修復に用いられ、削る量をできるだけ抑えながら、自然な見た目に仕上げやすい特徴があります。
MI治療で中心となる治療方法であり、歯への負担を抑えながら機能回復を目指せるのがメリットです。
一方で、保険診療の範囲内で使用できる材料や治療方法には一定の制限があるため、細かな色調や透明感など、審美面には限界があります。
それでも当院では、保険診療であっても精度にこだわり、拡大鏡やう蝕検知液を活用しながら丁寧に処置を実施。「保険診療だから簡易的に行う」のではなく、できる限り精密で長持ちしやすい治療を心がけています。
一方、ダイレクトボンディングは、コンポジットレジンを歯に直接盛り付けながら形を整えていく自費診療の治療です。
歯を大きく削ることなく見た目や形を整えられるのが特徴で、すきっ歯の改善や欠けた歯の修復、歯の形を整えたい場合などに用いられます。
虫歯治療を目的とした保険診療とは異なり、「より自然で美しい見た目を目指したい」という審美的なご希望に対応しやすい治療方法です。
自費診療だからこそ、色味や透明感、細かな形態までこだわって調整でき、周囲の歯になじみやすい自然な仕上がりを目指せます。
また、必要に応じてマイクロスコープを使用し、細部まで確認しながら精密に仕上げることで、より高い精度と自然感のある修復につなげています。
院長は、補綴科(かぶせ物・詰め物など、歯の修復を専門とする診療科)で経験を積んできました。その中で強く感じてきたのが、「最初の虫歯治療でどれだけ歯を削るかによって、将来選べる治療方法が変わる」ということです。
実際、補綴治療に携わる中で、若い患者さまであっても、すでに歯全体を覆う大きな被せ物(クラウン)が入っているケースを数多く見てきました。そうした症例を見るたびに、「最初の治療でもう少し歯を残せていれば、別の治療方法を選べたかもしれない」と感じていました。
こうした経験が、現在の「できるだけ削らず、歯を長く残すことを重視する」治療方針につながっています。
最初の虫歯治療がコンポジットレジンによる小さな修復で済んでいれば、たとえ将来的に虫歯が再発した場合でも、次はインレー(部分的な詰め物)で対応できる可能性があります。さらに再治療が必要になった場合も、その次の段階としてクラウン(被せ物)を選択するなど、歯の状態に合わせて段階的に治療を進められます。
一方で、初回治療から大きく歯を削り、クラウンを装着した場合には注意が必要です。クラウンは歯全体を覆う治療方法ですが、その分、歯を大きく削る必要があります。歯は削る量が増えるほど強度が低下し、再び虫歯になった際のダメージも大きくなりやすくなります。その結果、再治療の際に神経の処置(根管治療)や抜歯が必要になるケースもあるのです。
このように、最初にどのような治療を選択するかが、その後の歯の寿命や治療経過に大きく関わってきます。最初の段階で歯をできるだけ残しておくことは、「将来の治療の選択肢を残しておくこと」にもつながるのです。
当院では、今だけでなく「10年後、20年後もできるだけ歯を残せるか」という視点を大切にしながら、治療方法をご提案しています。
歯は、削る量が少なく、天然の歯質が多く残っているほど長持ちしやすいと考えられています。だからこそ当院では、最初の虫歯治療をできるだけ小さく留めることを大切にしています。
院長が大切にしているのは、「ただ削らないこと」ではありません。本当に目指しているのは、患者さまの歯をできるだけ長く残すことです。
その考え方が、一つひとつの治療で「どこまで削るべきか」を慎重に見極める現在の診療姿勢につながっています。
高い殺菌作用と封鎖性のあるMTAセメントで、歯の神経を保護できる虫歯の治療法です(状態によっては適応できない場合もあります)。
| MTAセメント治療 | 22,000〜33,000円 |
|---|
治療の期間・回数:1~2回
リスクや副作用:まれに治療後に炎症が生じ、神経を抜く治療が必要になる場合もあります。治療直後に歯がしみる可能性があります(次第に症状は軽減・消失します)。
レジン(歯科用プラスチック)をお口の中で歯に直接盛り付け、歯の形や色を改善する治療です。従来の詰め物・被せ物と比べて健康な歯を削る量を抑えられるので、ダメージを最小限にできます。
| ダイレクト ボンディング | 33,000~55,000円 |
|---|
治療の期間・回数:1~2回
リスクや副作用:強い力をかけると割れる(欠ける)可能性があります。土台となるご自身の歯を削る必要があります(削る量は個人差があります)。治療時に出血を伴う可能性があります。長期の使用により変色する可能性があります。
※金額は税込み表記です。
MI治療とは、「できるだけ歯を削らずに治療する」という考え方に基づいた治療です。ただし、まったく削らない治療という意味ではありません。当院が大切にしているのは、単に削る量を減らすことではなく、治療後の再発を防ぎながら、歯をできるだけ長く残すことです。
院長は、補綴(被せ物・詰め物)を専門に、多くの「治療後の歯の経過」を見てきました。その経験から、歯の表面を覆うエナメル質をできるだけ残すことが、将来的な歯の寿命に大きく関わると考えています。
だからこそ当院では、保険診療・自費診療を問わず、健康な歯を可能な限り残すことを重視しながら、一人ひとりの歯の状態に合わせた治療を行っています。
当院では、できるだけ健康な歯を残すために、通常の虫歯治療でも「拡大鏡」を使用しています。患部を肉眼の6倍~10倍に拡大して確認することで、健康な歯と虫歯部分の境界をより正確に見極め、必要以上に歯を削ってしまうリスクを抑えています。
さらに治療中には、虫歯の部分だけを赤く染め出す「う蝕検知液」を繰り返し使用。経験や勘だけに頼るのではなく、視覚的に確認しながら、削りすぎず虫歯を取り残さない精密な治療を心がけています。
虫歯の大きさや治療後に残る歯の強度によっては、あえて歯を補強するために、詰め物・被せ物をご提案する場合があります。できるだけ削らないことを優先しすぎて、薄く弱くなった歯を無理に残してしまうと、噛む力によって歯が割れてしまうリスクがあるためです。
歯が大きく欠けたり割れたりすると、将来的にさらに大きな治療や、場合によっては抜歯につながることもあります。そのため当院では、まずはMI治療(できるだけ削らない治療)で対応できる可能性を検討しつつ、長期的な強度が不足すると判断した場合には、詰め物・被せ物による補強も含めてご提案しています。
院長はこれまで、自費診療の修復治療を1,000本以上(※2026年現在)手がけてきました。その経験をもとに、「できるだけ歯を残せるか」と「長く安定して使えるか」の両方を考えながら、段階的に治療方法を判断し、患者さまにも分かりやすくご説明しています。
なるべく歯を削らない治療(MI治療)をお考えなら、名古屋市名東区の「名東デンタルクリニック」へご相談ください。補綴を専門とする院長が、健康な歯質を最大限に残す精密な治療をご提供します。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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| 午後 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
午前:9:00~12:00
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休診日:木曜・日曜・祝日