※自費診療(保険適用対象外)です
精密根管治療とは、歯科用の顕微鏡(マイクロスコープ)を使い、肉眼の10〜20倍に拡大視しながら行う根管治療(歯の神経の治療)のことです。「米国式根管治療」や「マイクロエンド」とも呼ばれています。重度の虫歯で細菌に汚染された組織を徹底的に取り除き、できる限り歯を残すことを目的としています。
治療では、歯の神経が入っている細い管(根管)の内部を顕微鏡でしっかりと確認しながら、柔軟性の高いニッケルチタンファイルという器具を使用。この器具は曲がった管にも対応できるため、複雑な形状の根管も丁寧に清掃が可能です。
これまでの「手探り」に頼った根管治療と異なり、根管内部を目で見て確認しながら処置を進めることで治療の精度が高まり、再び治療が必要になるリスクを抑えられます。
根管治療の成功率は、日本と海外で大きく異なることをご存知でしょうか。
現在、日本ではほとんどのケースで保険診療による根管治療が行われています。歯の神経の除去や根の内部にたまった膿の除去には、優れた技術と様々な器材が必要です。しかし保険診療の枠組みでは使用できる器材や治療にかけられる時間に制限があるため、十分な治療が難しく、再治療が必要になるケースが少なくありません。
日本の保険診療による根管治療は、半数以上で再発が生じているとされています。一方、米国式の根管治療は、文献によっては90%前後の成功率が報告されている研究もあります。世界的に見ると、日本の保険診療における根管治療の成功率は低い水準にとどまっているのが現状です。
こうした背景をもとに、私どもは「米国式の精密根管治療」を採用しています。海外や日本国内の優れた臨床事例を参考に、使用する器材にもこだわり、十分な時間を確保した丁寧な治療を心がけています。
「歯科医院で歯を抜くしかないと言われたけれど、本当に諦めなければならないのか…。」そう感じたことはありませんか?
当院の根管治療は、精密根管治療の経験が10年以上(※)ある院長が担当します。経験豊富な歯科医師が対応するからこそ、通常であれば抜歯と診断される難症例でも、歯を残す可能性を追求することが可能です。
院長はこれまで、数多くの患者さまの「せっかく高価な被せ物を入れたのに、根の炎症が再発してしまった」という切実なお悩みを目の当たりにしてきました。そのたびに感じてきたのは、根の治療こそが「一生使い続けられる歯」をつくる土台だということです。だからこそ、精密な診断と十分な治療時間を確保する体制を整え、手間を惜しまず歯を残すことにこだわり続けています。
最新の歯科医療を学ぶスタディグループ(SJCD・筒井塾)で研鑽を積んできた院長は、再発リスクを抑え、治療のやり直しを防ぐことを自らの責任と考えています。患者さまが「残したい」と望む意思に、歯科医師として誠実に寄り添い続けることが院長の信念です。
※2026年現在
通常、根っこが割れた(破折した)歯は、即座に抜歯と診断されるのが一般的です。しかし、「抜きたくない」と切実に願っている患者さまも少なくないでしょう。
院長は「破折接着セミナー」を修了しており、歯科用接着剤で破折した歯を修復して保存する「破折接着」の知識を持っています。精密根管治療と接着技術を組み合わせることで、抜歯と言われた歯でも残せる可能性が広がります。
SJCD(東京SJCD)や筒井塾は、「包括歯科(総合治療)」を学ぶ場として知られています。院長はそこで培った視点をもとに、ただ根の内部を清掃するだけにとどまらず、「なぜその歯が悪くなったのか」まで考慮。噛み合わせの負担なども含めて分析した上で治療を進めることが可能です。
また、根の内部を丁寧に治療しても、最後の工程で被せ物の精度が低ければ再感染のリスクがあります。そのため院長は、被せ物を精密に仕上げ、再発の可能性を低減する治療を総合的に担える体制を構築しています。
根管治療の成否を分ける最大の要因は、「根の中がどれだけ見えているか」に尽きます。歯の根の管は太さがコンマ数ミリという極めて微細な世界で、しかも暗く複雑に枝分かれしています。肉眼だけでは、その全貌を正確に把握することは困難です。
私どもが導入している歯科用マイクロスコープは、視野を最大10〜20倍以上に拡大し、さらに強力な光で根の奥深くまでを明るく照らし出します。これにより、肉眼では見落としてしまう微細な汚れや隠れた根管の入り口、さらには歯の寿命を左右する細かなひび割れまでも鮮明に確認できます。
「見えないから治せない」というリスクを排除し、確かな視覚情報に基づいた精密な処置を行うことで、治療の成功率を高めることが可能です。目に見える根拠のある治療が、長期的な歯の健康を守る第一歩です。
精密な治療を実現するためには、治療前の「正確な診断」が欠かせません。従来のレントゲン写真は、立体的な歯の構造を2次元の平面として写し出すものです。そのため、根の裏側に隠れた病変や、複雑に重なり合った根の形状を完全に見極めることには限界がありました。
当院の歯科用CTは、歯と周囲の組織を3次元の立体画像で撮影できます。根の数や曲がり方、細菌によって溶かされたあごの骨の範囲、根の先端にある病巣の位置を1ミリ単位で把握することが可能です。
治療前に根管内部の状態をきちんと読み解くことで、無駄に歯を削ることを避け、より確実な処置へと最短ルートで臨めます。また、「原因不明の痛み」として長年解決されなかった症状の正体も突き止められる可能性があります。
見えない部分まで徹底的に診断する。その積み重ねが、再発させない根管治療につながるのです。
根管の形状には個人差があり、複雑に曲がっているケースも少なくありません。曲がった根管は、まっすぐなものに比べて病巣を取り除くのが難しく、使用する器具の性能が治療の精度を大きく左右します。
根管内部の病巣除去には「ファイル」と呼ばれる細い器具を使用します。一般的に用いられるステンレス製のファイルは比較的安価ですが、硬くて曲がりにくいため、複雑な形状の根管では病巣を取り残してしまう恐れがあるのが難点です。
そこで私どもは、柔軟性に優れた「ニッケルチタン製ファイル」を導入しています。ステンレス製と比べて高価な器具ですが、根管の曲がりに沿ってしなやかにフィットするため、複雑な形状の根管でもしっかりと病巣を除去できます。器具の選択一つひとつに妥協しないことが、再発リスクを抑える治療への近道です。
根管治療において、いかに無菌状態を維持できるかは治療の成否を決める重要なポイントです。せっかく根管内部を丁寧に清掃しても、唾液に含まれる細菌が侵入してしまえば、再感染や痛みといった後々のトラブルにつながりかねません。
そのため当院では、特に細菌が侵入しやすい奥歯の治療において「ラバーダム防湿」を行っています。処置する歯以外をゴムのシートで覆うことで、唾液などの体液による細菌感染リスクを遮断。同時に、歯や金属の削りカスがお口の奥に入ることも防げるため、患者さまの身体への配慮にもつながります。
根管治療の精度は、こうしたこだわりによって支えられています。
高い精度が求められる根の治療において、1回の治療にかける時間は非常に重要な要素です。
保険診療では30〜40分程度の診療時間が一般的です。短時間の治療を2〜6回に分けて行うため、治療期間が2〜3か月に及ぶことも。その間、仮詰めした材料が外れて根管内が汚染されたり、露出した歯の内部に虫歯ができて欠けたりするリスクも避けられません。こうした状況では、十分な治療精度の維持は困難です。
私どもが行う精密根管治療では、1回の治療に60分の枠を確保し、しっかりと時間をかけて処置を進めます。通院回数は1〜3回を目安としており、週1回のペースで通院いただければ、3週間ほどで精密根管治療を終えることが可能です。仮詰めの期間も最小限に抑えられるため、治療の確実性を高められます。
1回の診療に十分な時間をかけることが、通院の負担を減らしながら歯を守ることへの近道だと考えています。
治療の途中で通院をやめてしまうと、それまでの処置の効果がリセットされてしまいます。それだけでなく、細菌の耐性化や症状の再発を招き、治療の成功率が著しく低下するリスクがあります。
「痛みがないから、もう大丈夫」と、患者さまが自己判断して通院をやめてしまうケースは少なくありません。しかし根管治療において、痛みの消失はゴールではなく、治療の途中段階です。特に根管治療は最後まで通院を続けていただくことが、歯を守るための重要な条件です。
お忙しい中での通院は大変なことと存じます。それでも患者さまの健康を守るため、当院が責任を持って最後までしっかりとサポートします。ぜひ治療完了までお付き合いください。
根管治療は、神経まで虫歯が進んだ場合に行う治療です。精密根管治療は、10~20倍程度まで拡大視できる顕微鏡(マイクロスコープ)を使って処置を行います。肉眼では見られない、狭く複雑に入り組んだ根管の内部まで確認しながら、精密な治療を行えるのが特徴です。
| 前歯 | 77,000円 |
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| 小臼歯 | 99,000円 |
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| 大臼歯 | 121,000円 |
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治療の期間・回数:2~3週間、2~3回
リスクや副作用:従来の虫歯治療よりも時間がかかります。虫歯の状態によっては痛みを伴う場合があります。治療時に出血を伴う可能性があります。治療の途中で中断すると、治療の成功率が著しく下がる可能性があります。
過去に根管治療を行った歯に対して実施する根管治療です。10~20倍程度まで拡大視できる顕微鏡(マイクロスコープ)を使って治療します。肉眼では見られない狭く複雑に入り組んだ根管の内部まで確認しながら、精密な治療を行います。
| 前歯 | 88,000円 |
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| 小臼歯 | 110,000円 |
|---|
| 大臼歯 | 143,000円 |
|---|
治療の期間・回数:2~3週間、2~3回
リスクや副作用:従来の虫歯治療よりも時間がかかります。虫歯の状態によっては痛みを伴う場合があります。治療時に出血を伴う可能性があります。治療の途中で中断すると、治療の成功率が著しく下がる可能性があります。
※金額は税込み表記です。
治療の中断は、成功率を下げる大きな原因となります。
治療途中の歯は、細菌が入らないよう「仮の蓋(ふた)」をしている状態です。長期間放置すると蓋が外れたり隙間ができたりして、そこから細菌が再び侵入してしまいます。せっかくきれいにした根管の内部が再び汚染されると、治療は振り出しに戻るだけでなく、状態がさらに悪化して抜歯が必要になる可能性も高まります。
可能な限り、計画通りにご通院ください。
歯の神経をとる根管治療は、麻酔をしっかりかけた上で行いますので、治療中の痛みはほとんどありません。
ただし、深い虫歯などで炎症が強く出ている場合には、麻酔の効きが悪くなるケースもあります。その際は神経に直接麻酔をするなど、痛みをできる限り軽減できる方法を検討します。
深い虫歯を放置していると、歯の神経が強い炎症を起こし、ズキズキとひどく痛むことがあります。さらに放置が続くと、根の先に炎症が広がり、膿がたまったり骨が溶けたりすることも。歯茎が腫れたり、噛むと痛んだりする症状に発展し、最悪の場合は抜歯が必要になります。
根管治療は、ご自身の歯を抜かずに使い続けられるようにするために必要な治療です。
「名東デンタルクリニック」では、マイクロスコープを使った精密な神経の治療をご提供しています。名古屋市名東区で、繰り返す虫歯にお悩みの方、歯を抜かない治療をご希望の方は、ぜひご相談ください。
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
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| 午前 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
| 午後 | ○ | ○ | ○ | ─ | ○ | ○ | ─ |
午前:9:00~12:00
午後:13:00~17:30
休診日:木曜・日曜・祝日